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2019年10月12日 [Default]

舌癖ってなに?

こんにちは!東住吉区にある、はりなかの歯科&矯正歯科の高野です。

皆さんは「舌癖(ぜつへき)」という言葉を聞いたことがありますか?今日は舌癖についてお話します。


1.舌癖とは?
日常生活の中で気づかないうちに上下の歯と歯の間から舌が出ていたり、
舌を歯に押し当てるような動きをしていることを言います。

この状態を続けていると、歯と歯の間にすき間があいたり、
上の歯が前に出て出っ歯と呼ばれる状態になり上下の歯が噛み合わなくなってしまいます(*_*)


2.舌癖の原因はなに?
@口をあけて呼吸をしている。
 鼻やのどの病気(アレルギー性鼻炎や扁桃肥大、アデノイド等)で口呼吸になることもありますが、
 口呼吸になると舌の位置が下になるので歯に当たりやすくなります。
A指しゃぶり
 指しゃぶりを長く続けると上下の前歯の間に大きな隙間が開く、開咬という状態になってしまいます。
 5歳を過ぎた頑固な指しゃぶりは注意が必要です。
B舌小帯(ぜつしょうたい)の異常
 舌小帯は舌の裏側のヒダ状の筋のことを言いますが、これが短いと舌の動きを阻害してしまいます。
 舌を上に上げづらくなるため、舌は通常よりも下に下がってしまいます。


舌は「スポット」とよばれる上の歯のやや後ろ、上のあごにぴったりとついている状態が「舌の正しい位置」です。
皆さんの舌の位置はどうでしたか?

普段お口が開いていたり、指しゃぶりをしているお子さまは注意してあげてください!

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