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2013年12月22日 [Default]

歯はどうやって動くの?

歯を支えている骨は、知らない間にも少しずつ常に古い骨から新しい骨に置き換わっていて、新陳代謝を繰り返しています。歯と歯そう骨(歯の周囲にある歯を支える骨)の間には歯根膜という組織があります。矯正装置を装着することによって適度な弱い力を加えて歯根膜を圧迫すると、そこに骨を吸収する細胞(破骨細胞)が現れます。一方、反対側の引っ張られる歯根膜には、骨を作る細胞(骨芽細胞)ができます。こうして歯がゆっくりと動き出します。破骨細胞が骨を吸収して歯の動く通り道を作り、歯が元々あった部分は骨芽細胞が骨を作って隙間ができないようにするというわけです。一見恐ろしいことに聞こえるかもしれませんが、これは、歯が骨の中を通って自然にはえてくる時のメカニズムと似ています。つまり、矯正歯科治療は矯正装置で無理やり歯を動かしているのではなく、自然のメカニズムを利用して歯並びや咬みあわせを整える治療なのです。
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